国際会計基準審議会(IASB)が公表したIFRS会計基準の全内容を収録した公式出版物「Annotated Issued IFRS® Accounting Standards 2023」の日本語版。2022年版以降の改訂内容をフォローして2023年1月1日現在で公表されている基準書等を掲載した最新版であり、合計約5,900頁の原書の全文が翻訳されています。
基準書であるIFRS(第1号~第17号)及びIAS(第1号~第41号)、解釈指針であるIFRIC及びSICのほか、概念フレームワーク、用語集などを収録しています。強制力のある要求事項(基準書本文、適用指針)を収録したPart A、適用ガイダンス、設例等を収録したPart B、結論の根拠を収録したPart Cの3分冊となっています(分売不可)。
本年版の改訂内容は、「セール・アンド・リースバックにおけるリース負債」(IFRS第16号の修正)と「特約条項付の非流動負債」(IAS第1号の修正)の2件の基準書修正のほか、IFRS解釈指針委員会の2022年中のアジェンダ決定(9件)が注釈として追加されています。
翻訳の監修は、早稲田大学の川村義則教授が委員長を務め、大手監査法人のIFRS担当者が参加したIFRS翻訳レビュー委員会があたっています。訳文・訳語について引き続き見直しを進め、読みやすさの一層の向上を図りました。国際会計実務・研究に必備の一冊です。
「IFRS会計基準2023<注釈付き> 目次 Part A」
「IFRS会計基準2023<注釈付き> 目次 Part B」
「IFRS会計基準2023<注釈付き> 目次 Part C」